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有楽町へ帰宅途中のXperia 5 II 海水がかかったあと充電できずカメラも曇る水没症状を修理

8月は海やプールへ出かける方も多く、休日の帰りに水濡れしたスマートフォンをそのまま持ち込まれることがあります。
今回のお客様は、海へ出かけた帰りに有楽町へ立ち寄った会社員の方です。

お持ち込みいただいたのはXperia 5 IIでした。
「海に落としたわけではないんですが、波がかかってかなり濡れました。帰りの電車で見たらカメラが内側から曇っていて、充電もできません」

Xperia 5 IIはIPX5/IPX8の防水性能を備えています。ただし、防水試験は常温の水道水など一定の条件で行われるもので、海水やプール、温泉などへ浸けることを前提としたものではありません。ソニーもXperiaについて、海水やプール、温泉に浸けないよう案内しています。
また購入してから時間がたっていると防水パッキンがかなり劣化してしまいます。2年程度で劣化が始まる印象です。
今回の端末は海辺で波をかぶり、USB-C端子やスピーカー周辺まで濡れていました。
海水で特に問題になるのが塩分です。真水と違い、乾燥しても塩分が内部へ残るため、基板やコネクターの腐食が急速に進むことがあります。
端末を開けると、内部には水分が入った跡があり、USB-C周辺にも白い腐食が出始めていました。
カメラのレンズ内部が曇っていたのも、端末内部へ水分が入っているサインです。
今回はまず基板やコネクター類を取り外し、海水の成分を残さないよう洗浄します。腐食している部分を処置し、充電に関係する箇所を確認しました。一部の部品に損傷があったため必要な部品を交換し、再度組み上げます。
修理後はUSB-Cから正常に充電できるようになり、カメラの曇りも解消しました。通話、スピーカー、指紋認証なども確認します。
「写真がかなり入っていたので、データが残っていて本当によかったです」
海やプールでの水濡れは、普通の雨よりも早めの対応が重要です。外側を乾かしただけでは塩分や薬剤が内部に残ることがあります。特に海水の場合は「乾けば大丈夫」と考えず、症状がなくても内部へ入った可能性がある場合は注意してください。
Xperiaの防水性能があっても、長年使用した端末や落下歴のある端末では新品時と同じ状態が維持されているとは限りません。
Xperiaが海水やプールの水に濡れたあと、充電できない、カメラが曇る、音が小さいなどの症状が出た場合は、できるだけ早くスマレストア日比谷店へご相談ください。
今回のお客様は帰り道で充電を試そうとしましたが、USB-Cケーブルを挿しても反応しなかったため、それ以上は試さず来店されました。結果的に通電を繰り返さなかったことは、故障範囲を広げないという点ではよい判断でした。
Xperia 5 IIは2020年のモデルで、2026年時点では長く使用している端末も増えています。防水性能を備えていても、数年間の使用や落下などで端末の状態は一台ずつ変わります。
海やプールへ出かけたあとに同じような症状が出た場合は、故障が進む前に内部確認をご相談ください。



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