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銀座のホテルでPixel 7aを洗面台に落下 海外旅行客の画面が映らない水没修理

“銀座周辺にはホテルも多く、海外から東京を訪れているお客様がスマートフォンのトラブルで来店されることがあります。旅行中は地図、翻訳、ホテルの予約、交通機関など、普段以上にスマートフォンへ頼る場面が増えます。

今回のお客様は、銀座周辺のホテルに宿泊されていた海外旅行客の方でした。
お持ち込みいただいたのはGoogle Pixel 7aです。
「ホテルの洗面台に落としてしまった。すぐ拾ったけれど、そのあと画面が消えた」
今回のPixel 7aは以前に一度強く落としたことがあり、フレームの角にも傷がありました。

水から拾い上げた直後は画面が点いていたものの、数分後から表示がちらつき、最終的に真っ暗になったそうです。
店頭で確認すると、着信をすると振動するため本体自体は動作している様子でした。
この場合、基板全体が起動していないのではなく、ディスプレイ側が水濡れによって故障している可能性があります。
ただし、水没端末で画面だけを交換して終わりにするのは危険です。
内部を開け、水分や腐食がないかを先に確認します。今回は画面側から水が入った形跡があり、ディスプレイ接続部分にも水分の影響が見られました。
内部を清掃して基板側を確認したあと、テスト用ディスプレイを接続すると正常に表示されました。
そのため、故障していた画面を交換します。
修理後は画面表示とタッチ操作が戻り、カメラ、充電、スピーカーなども確認しました。
お客様が最初に開いたのはホテルの予約メールでした。
「このメールが見られなくて困っていた」
旅行中の水没では、端末の故障以上に、移動や宿泊に必要な情報へアクセスできなくなることが問題になります。
耐水スマートフォンでも「水に入れて大丈夫」という意味ではありません。特に落下傷や経年使用がある端末では、出荷時と同じ耐水状態が維持されているとは限りません。
Pixel 7aの耐水性能についてお話しすると、お客様は「以前に落とした傷が影響するとは思っていなかった」と驚かれていました。落下によってフレームや画面の接着部分にわずかな変化があれば、新品時と同じ耐水状態とは限りません。
また、洗面台へ落とした場合は、真水だけとは限りません。石けんや洗顔料などが混ざっている可能性もあります。こうした液体はメーカーの耐水試験条件とは異なります。
今回の端末は本体が起動していたため画面交換で操作できるようになりましたが、水没修理では基板まで故障しているケースもあります。着信音、振動、パソコンへ接続したときの反応などから、どこまで起動しているかを確認します。
旅行客の方は、日本国内で購入した端末とは限らず、海外版の部品仕様が異なる場合もあります。PixelなどAndroid端末を修理する際は、機種名だけでなくモデル番号なども確認して部品を判断します。”



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