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有楽町の会社員からApple Watch SE 第2世代がタッチできないとご相談 サウナ利用後の水濡れを確認

仕事帰りにジムやサウナへ立ち寄る方も多い有楽町周辺。夏場は汗をかく機会も多く、Apple Watchを一日中腕に着けたまま過ごしている方も多いと思います。

今回のお客様は、有楽町周辺のオフィスに勤務されている会社員の方でした。
「昨日ジムのあとサウナとシャワーに入って、そのままApple Watchを着けていたんですが、今日になって画面のタッチがほとんど効かなくなりました」
端末はApple Watch SE 第2世代です。
画面表示は出ていますが、スワイプしても反応が鈍く、場所によってはまったくタッチできません。Digital Crownやサイドボタンは動作しています。
Apple Watch SE 第2世代を含むSeries 2以降のApple Watchには50mの耐水性能があります。一方で、AppleはApple Watchをサウナやスチームルームなど高温・高湿度の環境で使用することを避けるよう案内しています。
耐水性能があることと、高温の蒸気や石けんなどを含む水分へ継続的にさらしてよいことは別の話です。
お客様に詳しく伺うと、以前からジムのシャワーでもApple Watchを外さず使用することが多かったそうです。
「ずっと平気だったので気にしていませんでした」
水濡れによる故障は、必ずその場ですぐ症状が出るとは限りません。内部へわずかに水分が入り、時間が経ってから腐食や接触不良が起きることもあります。
今回は内部を確認すると、ディスプレイ側の接続部分に水分の影響が見られました。
まず内部の清掃と乾燥を行い、コネクター周辺を処置します。その後テスト用の画面で動作を確認したところタッチ操作が正常に戻ったため、ディスプレイ側の故障と判断し、画面交換を行いました。
修理後はタップ、スワイプ、Digital Crown、サイドボタン、充電などを確認します。
「通知を確認するたびにスマホを出すのが面倒だったので、直って助かりました」
Apple Watchは小さな端末ですが、毎日使う機能が多いため、画面が操作できなくなるだけでも生活の中で不便を感じます。
汗や雨程度で必要以上に心配する必要はありませんが、耐水性能は永久ではありません。また、分解修理後についてはメーカー出荷時と同等の耐水性能を保証することはできません。
特にサウナ、温泉、石けんやシャンプーを使うシャワーなどは、水道水とは条件が異なります。
サウナや浴室での故障は、端末全体が水に沈んだわけではないため「水没ではない」と思われがちです。しかし、高温の蒸気や結露によって内部へ水分が入り込むことがあります。
症状がタッチ不良だけだったため、最初はソフトウェアの問題も考えられました。再起動や基本的な操作を確認しても改善しないことを確認してから分解へ進めています。
Apple Watchは小型で内部の部品同士の距離も近いため、わずかな腐食でも特定の機能だけに症状が出ることがあります。画面表示は正常でもタッチだけ効かない、Digital Crownだけ反応しないなど、症状が限定されることもあります。



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